2013年10月26日土曜日

無駄なことを楽しむ

 お父さんの会が秋まつり、恒例の焼き肉を作っています。85キロの肉のかたまりをじっくりと明日まで焼き、明日の秋まつりにみなさんに提供出来る様、夜を徹して焼き上げるのです。今の社会ではこんな無謀?な試みはなかなか難しいと同時にこんな時間をかけて焼き肉をすることなんて無駄と思われても仕方ない事かもしれませんが、この時間の共有こそが本来の人間が持ち合わせているものなのかもと思います。そもそも、この焼き肉が始まった理由は、子どもたちが普段口にしているものが元々はどんなものなのかを知ってもらうことが始まりでした。もちろん、今もその試みは続いているのですが、毎年お父さんたちがワイワイと集まって、どんなものしよう、こんなのがいいと無駄な話し合いと思われても仕方ないくらい盛り上がりながら相談してきたものをこの秋まつりに披露しています。この焼き肉の他、幼稚園の畑で収穫したポップコーン、同じく畑でお父さん方が育て収穫した焼き芋、伝統の焼きそば、同じく秋まつりの初期から続いているお餅など、お父さんやお母さんたちがこの園での繫がりを確かめ、もう一段しっかりと繋がって行くために「秋まつり」という表現を毎年楽しんでいます。ぜひ、みなさんも私たちが楽しんでいる姿を感じるために来園してみて下さい。









2013年10月24日木曜日

外あそびだけではありません

 あそびは外あそびだけではありません。幼稚園では色々なあそびが展開されていますが、目につきやすいのは外遊びです。私たち大人の目には子どもたちがあそんでいる姿のパターンがあることは間違いないことでしょう。それは、元気に、大きな声で、満面の笑顔で、行動的に、といった子どもたちの姿があそびの本質、そして、子どもたちの本来の姿と映っているパターンを持ち合わせています。それは、自分の子ども時代の楽しかった思い出が身に付いている他ありませんが、子どもたちのあそびの姿を今詳しく見てみると、行動的にあそんでいる子どももいますが、じっくりと落ち着いて部屋の中でもあそびが展開されていることに気がつきます。その姿は外あそびと劣らず子どもたちの「楽しい」を表現していることに気がつきます。それは、仲間とじっくりと腰を据えて思考しながらあそぶ姿なのかも知れません。外あそびが発散ならば、部屋のあそびは集束のあそびとも言えるのではと思います。子どもたちにとってはどちらも必要な要素であることは間違いありません。特に、じっくりと腰を据えてあそぶ姿には子どもたちの思考の芽が見てとれることは間違いないと思います。








2013年10月22日火曜日

年長秋の遠足

 年長が秋の遠足に行ってきました。円海山から金沢自然動物公園までの山道をみんなしっかりと歩いて行ってきました。動物園ではコアラやカンガルー等を見て歓声を上げていました。白いカンガルー、ルビーは日曜日のお父さんのようにリラックスの模様。ペリカンの所ではペリカンが長い棒を飲み込んでしまい、飼育員が取り除いてあげるハプニングの一場面に遭遇し、子どもたちから心配の声が上がり、飼育員からお礼の言葉も聞け子どもたちは動物園を堪能した様でした。その後、ローラー滑り台の場所に移り昼食。おやつを食べ、待ちに待ったローラー滑り台を楽しんでいました。天候が曇天でちょっと肌寒い気がしましたが、山道はむしろ快適でした。みんなよく歩きました。










2013年10月21日月曜日

あびの質2

 子どもたちにとっての「あそび」とは?
これは私たち保育者が常に考えている永遠のテーマなのかもしれません。下の写真は午後のあそびの一コマですが、上の2枚は年少(3歳児)のあそびの風景です。真ん中の1枚は年長(5歳児)のあそびの風景、下の2枚は年中(4歳児)の園庭でのあそびの風景です。園庭では異年齢の子どもたちが混ざり合ってあそぶのですが、その一つ一つを垣間みてみると子どもたちの発達の年齢によって違いが見えてきます。3歳児のあそびは、保育者と相撲を取っている場面です。保育者は3歳児ということで子どもの力を思いっきり出させ、3歳児が満足出来るように負けることを選択しています。自分たちは出来ると感じた子どもたちは後から後から押し掛けて相撲に夢中になっています。これはまだ3歳児が自分の力を充分に発揮するということよりも、保育者に支えられてあそびを展開している姿だと思います。こんな形で子どもたちの満足を充足させることの必要性を感じているからこそ、何回もつきあいながらその度に大げさに負けている姿だと思います。

 一方、下の2枚は4歳児のカイセンドンというあそびです。一本の線の上を走り、相手とぶつかった所でジャンケンをし、勝ったらどんどん進み相手の陣地を奪うというあそびです。保育者は子どものあそびの相手をすることよりも子ども同士がどのようにあそびを発展させていくかに視点をあてています。ですから、子どもたちが多少理解が難しい場面の補助に回ります。例えば、ジャンケンがどの子も理解している訳ではないので、ジャンケンポイと2人の間に立って言葉をかけています。3歳児とは違い、自分たちであそびたいという要求を満足させるためにそれぞれの子どもたちが持ち合わせた質を考え補助するようにあそびを盛り上げるように配慮しているのです。

 また、中央は年長のドッチボールです。年長にもなると、自分たちであそびを展開出来る力がつきます。これは、今までの仲間関係の育ちの基本があるため信頼出来る仲間やあそびのおもしろさを充分に知り尽くしていることで、自分たちであそびを賄えることが出来るようになるのです。ここでは保育者は一人の参加者として参加し、あそびをより盛り上げたり、方向を形作るように心がけています。

 このように、園庭のあそびを一見するとみんながワイワイとあそんでいるだけのように見えますが、それぞれのあそびをじっくりと見ますとそれぞれのあそびの子どもたちにとっての意味が見えてくると思います。子どもたちのあそびは深いです。これからもじっくりと見ていきましょう。












2013年10月18日金曜日

年中秋の遠足

  朝はちょっと肌寒い感じがしましたが、年中の子どもたちは元気に遠足へ行ってきました。円海山からウバのふところへ、せせらぎが続く絶好の川あそびが楽しめる場所です。子どもたちは沢ガニを見つけては歓声をあげ、恐る恐る触っている子、手のひらに小さいカニをのせてじっと見ている子と様々でした。普段、山歩きをしたことの無い子が多くいるようで、山の中では杖をついたおばあさんのような歩き方の子が見られました。人は歩くことで体のバランスや総合的な育ちが得られるのではないかと改めて思い知りました。もっと歩く経験をしなければ、子どもたちの体のバランスが崩れてしまうのではないかと危機感をも感じた遠足でした。しかし、沢では子どもたちが石をひっくり返しては沢ガニを見つけたり、草原を走り回ったり、遠足ということでおやつを交換したりの微笑ましい光景も目にしました。楽しい遠足になったことは間違いないのではと思います。

 












2013年10月16日水曜日

晴れたものの

 朝、台風一過の朝日が出ると同時に心配なので幼稚園へ行ってきました。幼稚園の被害はありませんでした。ただ台風の吹き返しの風が強く、やぎの乳を搾っているとガーコの所のイチョウの木が折れんばかりに風に吹かれていました。昨日、早々と休園をお知らせしたのですが、朝になると晴れていたので失敗したかと思いましたが、こんな風を見ると休園にして良かったと思いました。街はほとんど人が歩いていず、いつもの小学生や中学生の登校姿もありません。やはり休校になっているのでしょう。今日はあきらめて明日子どもたちが来ることに期待しましょう。明日は年長の脱穀です。前日に稲が濡れるのを防ぐためとら組に稲を積み上げています。乾いたままになっているので、明日は良い脱穀ができるでしょう。一年の活動ですが、田植えに始まって脱穀、この先の収穫祭、お赤飯を収穫したもち米で頂くことにしましょう。楽しみです。










2013年10月12日土曜日

年長いもほり

年長がいもほりへ行ってきました。子どもたちは素手で一生懸命掘ってきました。普段から泥水砂で遊んでいる子どもたちです、夢中になって手を泥だらけにして収穫の喜びを得てきました。自分の手を使い実りを実感出来ることは、今の社会の中ではなかなか得難い経験なのかも知れません。ある園では、畑に茎だけが残ったサツマイモらしき物を軍手、長靴を装備した子どもたちが保育者の号令のもと無表情で掘っている姿も目にします。あまりにも大人の社会の概念だけで子どもたちを見がちなのではないでしょうか。収穫は自らの手を汚し獲得する経験が子どもたちにとって無上の喜びを得られることを私たちは子どもたちととの生活で実感してきました。汚れる前に手当をすることは、子どもたちの得難い経験を阻害していることに私たち大人は気づかなければなりません。手をきれいに洗ってさっぱりして初めてサツマイモ掘りは完結します。そんな生活を一つ一つ大切にしていきたいのです。















2013年10月10日木曜日

あそびの質

 運動会を契機に、子どもたちは思いっきり体を動かすことが喜びという、化学変化に楽しさを見いだした様です。仲間とともに「あそび」をあそぶことが、自分の要求を満足させることと実感し、かけがえの無い仲間との時間を楽しむことが自分自身を成長させていることを知らず知らず身に付けているのでしょう。どの子どもたちも身体全体が輝いているように見えます。4月に入園や進級した子どもたちはここまで自分探しの時間を過ごしてきました。好きなあそび、好きな場所、好きな仲間との出会いを経験し、一回りもふた回りも大きく成長出来たのではないかと思います。事実、子どもたちの喜びを目の前の子どもたちのあそびから日々感じ取れる喜びは、保育者という立場から見るだけではなく、一人の人間としても素晴らしい経験を子どもたちから受け取っている喜びを感じずにはいられません。子どもたちは、日々成長しています。これからの1人ひとりの成長を楽しみに、子どもたちの成長の軌跡をしっかりと見つめていきましょう。








2013年10月6日日曜日

運動会は楽しい!!








今年の運動会は天気に左右されましたが今日無事に終わりました。何回も運動会は経験しているのですが、何回経験しても「おもしろい」。子どもたちが真剣に競い合うということは、みんなとじぶんという関係がより深い所に行っていなければ自分勝手になってしまいがちですが、この場所で、この環境で、子どもたちはより深く子どもたち同士の関係性が育っていると感じた良い時間でした。これも、子どもたちと園と家庭が子どもたちの育ちをしっかりと見つめて来た成果と言えるのではと思います。来て下さったみなさんが子どもたちの成長をしっかりと見届けてくれたことに感謝して。みなさん今日はありがとうございました。    
                         園長  木都老 克彦




2013年10月4日金曜日

カラス瓜

 毎年、年長ぐみの子どもたちにカラス瓜を山から取ってきます。昔、私が子どものころは運動会の前になると、カラス瓜を割って足に塗ると足が速くなると言われていて、無中になって塗ったものでした。そんな話を直接子どもたちに話しても面白くないので、毎年創作のお話を子どもたちにします。今年の話はこんな話です。

 私のおばあちゃんに聞いた話です。昔、カラスは今のように黒くはなかったのです。カラスは真っ白でどの動物より優れた能力を兼ね備えていました。どんな鳥よりも早く飛べ、どんな動物よりも素早く行動出来ました。森の動物たちには羨望の対象でした、森の動物たちが、どうしてそんなに速く飛べるのか不思議に思いカラスの秘密を探ることにしました。その秘密は、山の奥にある「カラス瓜」の実を羽や体に塗るとどんな動物よりも速く飛ぶことが出来るというものでした。しかし、いまのカラスと同じところもありました。それは、ズル賢いというところでした。白いカラスは大空をだれよりも早く飛び、素早く行動出来たので森の動物たちへの謙虚さを忘れ、日々傲慢さが助長されました。あまりにも傲慢さが過ぎるため、ある日、天の神様が素早く飛んでいるカラスを目掛け天から大きな手でカラスを叩きました。するとカラスは地面の沼にたたき落とされ、全身が真っ黒になってしまいました。今でもカラスが黒いのは、神様に叱られ沼に落とされたからです。そして、今でもカラスは大空を悲しそうな声で「カアーッカアーッ」とゆっくりと飛んでいるのです。

 もちろん、こんなに難しい話し方をしたのではありません。おもしろおかしく子どもたちの反応を見ながら脚色も交えながら話しました。何個かのカラス瓜を手元に置いて話したのですから子どもたちも真剣に耳を傾けてくれました。その話しの中に出てくる「カラス瓜」を実際に目の前にして、運動会という目の前にある目標のため、子どもたちはより速く走りたい、より速く動きたいという願いがあります。実際の体験のなかでより速く走ることを経験出来る子どももいますが、そんなに走るのが得意ではない子どもにとっては運動会をみんなで頑張るということはなかなか難しいのが現実です。しかし、毎年私が話す創作話でほとんどの子どもたちが速く走ることに希望が持て、自分自身を奮い立たせるきっかけになってくれればと願い毎年山へ出かけ「カラス瓜」を夢中になって採ってきます。





2013年10月3日木曜日

年少かけっこ

もしかして、今週の晴れは今日だけなのかも、子どもたちのやる気を肌で感じると、是非とも5日に運動会をしたい!!!!








2013年10月1日火曜日

お出迎え軍団

朝のー場面、年少の子どもたちが門でお迎え、ラーニングバイクにのって本人たちは心をこめてお迎えですが、ちょっとジヤマかな?








2013年9月30日月曜日

年中園外保育

 年中が園外に散歩に出かけました。今週末には運動会が控えていますが、子どもたちにとっては運動会も「あそび」の一部と考えています。普段の子どもたちの生活の延長として「たのしい」を基本に子どもたちが楽しみにしています。普段の生活ですから年中組は秋の自然を楽しみに、園外へ出ていくことも普通と思っています。







2013年9月27日金曜日

子どもたちはあそびの天才

園庭で面白そうな物を見つけると、自然と皆が集まってあそびが始まります。たのしいこと大好き!








2013年9月26日木曜日

秋、見つけた

園の周りも少しずつ変化を見せ始めました。毎年、決まった時期に花を咲かせる
ヒガンバナ、今年も園の駐車場で赤い色を際立たせています。