2009年5月12日火曜日

チョウチョになる?


職員室に年中の子どもが箱を持ってやって来て、箱の中を見せてくれました。そこには、さなぎが何匹か横たわっています。「これはナアニ?」あえて聞いてみました。女の子は自信を持ってチョウのさなぎと答えてくれました。女の子はこの幼虫が来た時から興味津々で箱の中をのぞいていた女の子です。幼虫に餌をやると言って、色々な草を取って来ては箱の中に入れていました。休日の前、女の子はある疑問に突き当たったようです。「お休みの時は誰がこの子たちにごはんをやるの?」この幼虫を持ち込んだ保育者は、この女の子の疑問に答え、休みの間、家へ持ち帰って世話をしてくれるか尋ねました。女の子は喜んで、家へ持ち帰りました。休み明け、女の子と一緒に登園した幼虫たちは、さなぎになって帰ってきました。よほど世話がよかったんでしょうね、お家の人の協力もあったに違いありません。クラスのみんなは幼虫からさなぎになった姿に不思議を感じたのでしょう、我もわれもと興味津々の様子です。女の子はよほど興味があったのでしょう。昆虫図鑑を見て、このさなぎがチョウチョになる事を確認しました。いつになったらチョウチョになるのか女の子はワクワクしながら待っているようです。

田んぼへ道

年長になると田んぼの活動が始まります。今日は保育後、年長の保育者が中心になって、田んぼへの道の草苅に行っていました。私は相変わらず、畑でイモの土起こしに専念していましたが、草苅が終わって先生たちが畑に顔を出してくれ、ねぎらいの声をかけてくれました。一人で作業しているので励みになります。経験したお母さんは知っていると思いますが、年長は田んぼまで歩いて行きます。片道40分位でしょうか、舗装の道を避けて、なるべく山道を歩くようにしています。この山道は途中までは道があったのですが、田んぼへ行く道が以前はなかったので私たちが草を刈り、道をつけてしまいました。今は以前からあったように人が行き交うため、草はほとんど生えなくなりました。出来てから数年間はジャングルのようで、大変な草苅でした。これも、子どもたちと田んぼまで歩きたいという願いだったのです。普段の舗装道路ではないので大変気持のよい道です。年長のお母さんたち、もうすぐ一緒に歩きましょう。子どもたちのたくましさを感じますよ。