2009年5月14日木曜日

畑のポルカ




広い、実に広い。舞岡の畑を起こし始めて3日。3分の2が終わった。あともう一日で終わる予定。なにやら世間は農業ブームらしい。朝のニュース番組では若者の就農に関しての特集が組まれる位で農業に関心を持つ人が増えているらしい。今まで日の目を見なかった農業の分野に関心が高まるのはいい事と思うが、ブームでは終わって欲しくはない。
 
 幼稚園で子どもたちが夏野菜など、育て食するのはこの世間の農業ブームとは多少違う観点があるのではと思います。生業としての農業という視点ではなく、人間が人間らしく生きていくことは、私たちも自然のサイクルの一部である(種から種へ)という感覚を覚えて欲しい事と、自然の持つ不思議さや美しさ、食する事で自分たちは生かされているという感覚など、また、世話をする事で得られる結果への満足感、仲間との共感関係など、まだあるのかもしれないのですが自然から得られるより人間的な感覚は計り知れないものだと思います。

 遠くでこコジュケイが鳴いています。気持のいい風が吹いてきます。周りの木々の葉が風に吹かれて緑になったり裏側の白になったりしています。愛機のKubota TAMA 4(久保田 珠代)さんが軽快に歌っています。後ろには軽トラ君がじっと無言のままで私たちの振る舞いを見ています。気持のいい夕暮れを迎えました。明日は年中組と農業ではなく漁業に行ってきます。いっぱい魚がとれるといいな。