先日の朝、園バスを終えて職員室に戻ると年中組のYくんが私のそばに来て手紙を渡しました。中を見るとお母さんからの手紙と本人の絵が添えられていました。絵は一生懸命に字を書いたんだと一目で分かりました。下の方には竹の絵でしょう。自分で考えて私に伝えたい思いが詰まっているようでした。絵のうらにはお母さんの代筆でこんなことが書かれていました。
えんちょうせんせいへ
いつもけんをつくってくれてありがとう!
これからもけんをつくってね。
きょう、たけをひとつください。
Yもまたいっぱいてがみをかきます。
前日、Yくんに竹の剣をつくったのを覚えていましたので、すごくうれしい気分になりました。お母さんもYくんの幼稚園であったことを丁寧に聞いてくれたんだと改めて感謝の気持でいっぱいになりました。Yくんは続けて、竹が何故欲しいかも私に話してくれました。お父さんにも竹の剣を作って欲しいので自分の近所には竹がないので私にもらいたいとのことでした。しっかりと自分の思いを人に伝えることが出来るようになったんだと改めて子どもの成長を感じた良い日になりました。また、別紙にお母さんの丁寧な手紙が添えられていて、子どもへの愛情だけではなく、子どもをとりまく他の人たちへの配慮も感じられ、子どもは愛情というこんないろんな人との関係の中で育てられるべきと改めて感じました。Yくんのご家族及びお母さんありがとうございました。 園長