連休を前に今年小学校へ進学した子どもたちが園へあそびに来たり、お母さん達から子どもの様子を聴く機会があります。幼稚園で伸びやかに暮らしていた子どもたちですが、中には毎朝泣いて小学校へ通っていますという子や、楽しくてしっかりと毎日元気に通っていますという子などそれぞれです。新しい出会いが子どもたちにとってストレスと感じる子も多くいるでしょう。園では子どもたちに心に寄り添う保育を展開して来たという自負があります。でも、小学校の先生はどうやら大違いの教師もいるようで、子どもたちの心に寄り添う事など眼中になく、小学校という型に早く慣れなさい、慣れないのは子どもの所為だ母親の所為だと言い放っている先生も多くいる様です。人として育てた子どもたちを慣れるのに、型にあてはまらないからおかしいというのは、まったたくもって傲慢としか言葉が見つかりません。
傷 ついた子どもたち、傷つけられた大人たち。園へ来て話しませんか。小学校改革などと大げさな事は出来ないかもしれませんが、少なくとも話しや心の傷を受け止める事は出来ると信じています。少しでも子どもたちもお母さんも元気になってくれればと願っています。卒園したから幼稚園には足が遠のく、ではなく、気軽にお話しに来てください。私たちは胸を張って子どもたちを人として育てた自信があります、今、心が沈んでいるのならもう一回でも何回でも人として生きていた時間を思い出してください。是非、園へ来てください。
金井幼稚園 園長 木都老克彦
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