思いっきり体を使ってあそぶ子どもたちは雨の日は一体どんなあそびをしているのだろう?お母さん方だれもが疑問に思うことかもしれません。ふだんから体を充分に動かしている子どもたちですから、家庭のようにゲームやテレビに関心を寄せることは出来ません。ですから、自分たちなりにあそびを創り出したり、保育者とあそびを創り出したりしています。ふだんと同じように体を動かしてあそびたい気持ちは充分に理解するのですが、じっくりと思考するあそびも大切にしたいのです。自然の条件がせっかく思考するあそびに適した環境を与えてくれるのですから、子どもたちとしっとりとあそびたいものです。あそびは、発散と集束を繰り返しながら思考する力を養う側面を持ち合わせています。発散だけでは思考する力はなかなか得ることは難しいのではと思います。ですから、静と動を繰り返しながら子どもたちは考える力を獲得しているように感じます。ましてや、静のあそびをより好む子どももいますので、動ばかりを念頭に置いてあそびを展開するべきではありません。雨の日は、こんな静のあそびを充実させるまたとないチャンスなのかも知れません。じっくりと腰を据えてしっとりと思考することは、しっかりとした関係性を思考することにほかならないのではと思います。



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