子どもたちも大人たちもこんなに一生懸命になれるすばらしい一日になりました。それぞれが真剣な顔つき、目の輝きがひしひしと伝わってきました。4月に入園した子どもたちも、年長に進級した子どもたちも、一緒になって一つのことに向かうエネルギーが園庭中に充満し、それらを感じた大人たちも夢中になって応援することでよりいっそうの充実感に包まれたようでした。
1学期は子ども一人ひとりに寄り添うことで、子どもたちが自分たちで幼稚園の生活を創っていくんだと自覚できるように、自分の好きな場所やあそび、気の会う仲間を見つける時期でした。2学期に入り、その気の合う仲間と一緒に何が出来るかを考える時期でした。その中では、自分の考えだけを押し通すのではなく、自分と仲間との関係性をも見つめる作業をしてきたのではと思います。その生活の集約されたものが運動会という形でみなさんの応援という力もお借りしながら実現できたことは子どもたちにとって大きな自信になることでしょう。
運動会には勝ち負けが付きものです。勝った子、負けた子が出るのはあたりまえです。しかし、一面生だけの観点で子どもたちの生活を見ることは、私たちはしたくはありません。勝ちたいという気持は大切な気持ですが、それぞれの子どもたちが自分と仲間との心の通いあいや目的にむかう感覚を共有する生活の過程を大切に思っています。一つのことを充実してやり切った子どもたちは勝ち負けではなく、次のステップにもう行っています。みんなでやり遂げた楽しさや充実感を超えて、より人間らしいものを受け取った満足感に満たされていると思います。子どもたちの成長はその場には留まっていません。私たちもおくれないように一生懸命生きていきましょう。
ほんとうに運動会、おもしろかった!!!!!たのしかった!!!
子供の成長を実感できた、とても楽しくて素晴らしい運動会でした。ありがとうございました。
返信削除年長なので、あのタイヤ取りがもう無いと思うと寂しい気持ちです・・・