2024年1月19日金曜日


未来に向かって子どもたちが納得のいく社会になってくれることを望みます。
この一本道が希望の道になってくれることを望んで歩んでいきましょう。まだまだ道は険しいことでしょう。でも子どもたちのやりたがりで知りたがりに支えられて道をゆっくりでも歩んでいけたらと思います。

木都老克彦

2023年6月13日火曜日

 


 子どもたちの表現を考える時、子どもたちが送ってきたであろう生活の質を考えずにはいられません。初めて園と出会い、自分達の園生活を自分なりの思いで送ろうとしている子どもたちにとって、自分を信じて生きるほど生活の経験もなければ生活の質も積み上がっていない状態で園生活が始まります。しかし、子どもたちは園の環境すべてに働きかける時間や空間を保障されることで自分は何者であるという確信を学び取ることができるのです。それは、友だちとの関係性であったり、園の動植物との関り(自然との対話)であったり、この環境を子どもたちのために守っている保育者の集団であったりを介して子どもたちの心のよりどころとして、自分の心を育てる基礎を受け取ります。そんな子どもたちの心の育ちに呼応して子どもたちの感情の育ちは徐々にではありますが自分以外のものの奥深さを学び取り、美しいものに感動したり、不思議さを追求する一人の植物学者であったり動物、昆虫学者、哲学者、芸術家と多様な自分の心のありようを発見するのです。美しいものや不思議さに驚きを感じる心の育ちはやがては伝えたい心に移行し、他者とのつながりに満足感を得ることで、自分自身を理解する手立てを獲得します。
 子どもたちの表現を理解することは、その子の感情や思い、哲学や知識を肯定しながら、その子全てを理解することに他ならないのではと思います。「せんせい、あのね、」から始まる表現への理解は、その子全てを理解しようとする思いを、私たち保育者に提供してくれる素晴らしいものなのだと解して、大切に育んでいかなければならないことは明白なのではと思います。

2020年2月8日土曜日







子どもたちの一年間の生活を保護者の皆さんに見て頂き、子どもたちが何に心を動かしどのように友だちや活動に取り組んできたのかを感じて頂きたくて「かない展」が今日開催されました。各クラスの子どもたちの成長を描画から感じていただけたら幸いです。子どもたちは生活実感を流暢な言葉で私たちに説明しているわけではありません。一瞬一瞬を生きている子どもたちが何に心を動かしているかを知る手立てとして非言語的交流を通してしっかりと認識し、私たちに伝えていることが描画を見ることで認識されます。それは、子どもたちがどのような道筋で成長しているかを知る手立てとも言えるでしょう。子どもたちの成長を、仲間とどのように関わり面白いを追求しているかを描画から感じてもらえたらと思います。

2020年1月1日水曜日

2020年始に向けて

  
2020年が始まりました。今年の初日の出は昨年と比べてはっきりとした日の出でははありませんでしたが、なんだか神々しい様でした。光の線が地上に降り注ぎ神秘的な感じも漂っていました。そんな光を、天使の梯子と言うそうです。昨年の煩わしい事を今年こそは払拭して欲しいものです。
 そんな心配をよそにヤギたちは相変わらず元気に餌を食べています。ヤギたちを見ていると凄く平和な気持ちを取り戻せたようで心に安心が広がります。今年も子どもたちに安心が広がりますように願っています。そして、皆さんにも平和と安心が訪れますよう祈っています。そのためにも、もっともっと頑張りましょう。

2019年6月9日日曜日

保育問題協議会熊本

保問硏熊本集会へやって来ました。関東は梅雨入りということですが、熊本は良い天気でした。でも、あそびの分散会の司会や特別講座で一時間半の講演で全く外に出ていません。途中で垣間見た熊本城は震災の爪痕がまだ残されていて、ここで地震があったことを今更ながら思い起こさせます。その時の子どもたちの不安をかんがえるとまだまだ癒やしはされてないと感じます。

2018年4月15日日曜日

さあ!年長の田んぼの活動の始まりだ







 幼稚園、お父さん、力を合わせて田んぼの活動がはじまりました。めっきり春めいてきた舞岡の田んぼですが、子どもたち、お母さんたち、やはり力強いお父さんたちが今年初めての田んぼに入って田んぼを鍬で起こしました。これから稲刈り、収穫祭まで大人たちの手をお借りしながら年長の田んぼの活動が一年を通して展開されます。今年も子どもたちはこの舞岡の自然を満喫すべく、あしげく通う事になるでしょう。季節季節に違った感動や驚きをこの自然から受け取ることは、子どもたちにとっても私たち大人にとってもより人間らしさとはを感じられるよい機会になることでしょう。さあ、今年の自然は何を私たちにもたらしてくれるでしょう!!!





2017年5月19日金曜日

2017年少春の遠足


多少暑い日でしたが子どもたちは元気いっぱいに芝生の上を駆け回りました。お母さんの周りを子犬のようにかけまわる子、じっくりと草花を一緒に摘んでいる子、二人で芝生の上に腰を落としなにやらお話している子、のんびりした雰囲気に子どもたちもお母さんたちもすごくいい顔になっていました。入園してからまだ一ヶ月が過ぎただけですが、子どもたちは自分で楽しいことを探すことができるようになったんだと実感する1日でした。もっと、もっとあそぶことが大好きになってくれたらと思います。